ウレタン塗料は、断熱材でも使われている樹脂がウレタンのものを指します。
シリコン塗料が主流になる前は、低価格で利便性が高かったウレタン塗料がスタンダードな塗料として、長く親しまれていました。
塗料の種類 | 耐久年数 | 防水性 | オススメ度 | 詳細ページへ |
アクリル | 3〜5年 | ▲ | ★ | 詳細を見る |
ウレタン | 6〜10年 | ▲ | ★★ | |
シリコン | 12〜15年 | ◎ | ★★★★★ | 詳細を見る |
ラジカル | 14〜17年 | ◎ | ★★★★ | 詳細を見る |
フッ素 | 15〜20年 | ◎ | ★★★★ | 詳細を見る |
ウレタン塗料の特徴
ウレタン塗料は、塗料の中では比較的安く、防汚性や施工面で優れています。
ウレタン塗料の特徴は、塗料の密度が高く柔軟性があるため、塗膜の表面までひび割れを防ぐ働きをします
その為、時間とともに側面が反ってしまう木材などに相性が良いと言われている塗料です。
今でも雨樋や破風板などの補修にウレタン塗料は使われており、小さな範囲の補修の塗装に最適です。
ウレタン塗料の種類
ウレタン塗料は、下記のように水性と油性に分けられます。
- 水性(溶剤1液型)
- 油性(溶剤1液型)
- 油性(溶剤2液型)
水に溶かして使う水性のウレタン塗料は、臭いも少なく人体などへの影響も少ないですが、油性よりも耐久年数が短く塗装できる場所が限定されます。
シンナーなどを使用する油性のウレタン塗料は、臭いが強いものの、耐久性に優れ温度が低くても乾燥させられるのがメリットです。
水性のウレタン塗料は比較的扱うのが容易ですが、油性のウレタン塗料は刺激的な有機溶剤を使うので、慎重に使用しなくてはなりません。
ウレタン塗料のデメリット
ウレタン塗料は耐用年数が低いため、現在はほとんど外壁塗装には使われていません。
また、ウレタン塗装は紫外線の影響を強く受けやすい塗料です。
ウレタン塗料の製品によっては、紫外線の影響で黄色く変色してしまうことがあります。
ウレタン塗料はこんな人にオススメ
- 頻繁に外壁を塗り替えたい人
- リフォーム費用をとりあえず抑えたい人
ウレタン塗料はこんな時にオススメ
- 雨樋や破風板の塗装
- 家具の仕上げ塗り
- フローリングの仕上げ塗り
【ウレタン塗料】総括
扱いやすくて、比較的価格が安いのがウレタン塗料の特徴です。
しかし、耐用年数&コスパを考えるとシリコン塗料より短めであるため、塗り替えの回数が多くなってしまします。
何度も塗り直しをするのは、費用がかさむため、塗料だけ安価にしてもトータルコストは高くなる可能性があるので注意が必要です。
塗料の種類 | 耐久年数 | 防水性 | オススメ度 | 詳細ページへ |
アクリル | 3〜5年 | ▲ | ★ | 詳細を見る |
ウレタン | 6〜10年 | ▲ | ★★ | |
シリコン | 12〜15年 | ◎ | ★★★★★ | 詳細を見る |
ラジカル | 14〜17年 | ◎ | ★★★★ | 詳細を見る |
フッ素 | 15〜20年 | ◎ | ★★★★ | 詳細を見る |