シリコン塗料とは?塗料の特徴(価格相場や対応年数)

外壁 シリコン塗料

シリコン塗料は現在外壁塗料として、最も多くの採用されているスタンダードな塗料です。

シリコン塗料は、耐久性を含めたコストパフォーマンスが高いため、現在人気の塗料となりました。

塗料の種類 耐久年数 防水性 オススメ度 詳細ページへ
アクリル 3〜5年 詳細を見る
ウレタン 6〜10年 ★★ 詳細を見る
シリコン 12〜15年 ★★★★★ 詳細を見る
ラジカル 14〜17年 ★★★★ 詳細を見る
フッ素 15〜20年 ★★★★ 詳細を見る

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は、耐久性が高いため、耐用年数が12〜15年と長めの塗料です。

その他にも、シリコン塗料は耐熱性、耐水性、電気絶縁性などトータル的に優れているため、光沢・ツヤのある仕上がりを長期的に保つことができます。

シリコン塗料は外壁の塗装をできるだけ安く抑えたい人にオススメです。

シリコン塗料の汚れが付着しにくい塗膜が、外壁を長期的に外壁を保護してくれます。

シリコン塗料のメリット

手軽な費用と品質のバランス

シリコン塗料は、耐用年数に対するコストパフォーマンスが優れています。

価格と性能のバランスが優れているため、外壁の塗り替えにシリコン塗料をオススメしてくる塗装屋さんが大半です。

紫外線や汚れに強い塗料

シリコン塗料は、塗膜が硬いため紫外線に強い塗料です。

また、シリコン塗料は停電圧性で汚れが付きにくい性質があるので、塗膜の光沢にきれいな艶が出てくる特徴があります。

シリコン塗料のデメリット

ウレタン塗料よりも初期単価が高い

シリコン塗料はグレードが高いため、アクリルやウレタン塗料などに比べると、初期にかかる価格が高くなっていまします。

塗料の種類 ウレタン塗料 シリコン塗料
初期単価(*建坪30坪あたり) 約70万円 約86万円
耐用年数 6〜10年 12〜15年
1年あたりのコスト(*30年計算) 7万円 5.73万円
オススメ度 ★★ ★★★★★

外壁塗装職人 佐竹
ついつい初期単価で外壁の塗り替えを考えがちですが、1年あたりのコストで考えると、シリコン塗料の方がお得です。

シリコン塗料の種類

シリコン塗料の種類

外壁塗装をする際に塗料の検討をする時は、シリコン塗料が中心となるのがほとんどです。

ただし、同じシリコン塗料でも種類やグレードによって、性能や耐久年数に違いがあることに注意しなくてはなりません。

シリコン塗料の種類は下記の3種類に分けられます。

シリコン塗料の種類
  • 水性(水性1液型)
  • 油性(溶剤1液型)
  • 油性(溶剤2液型)

【シリコン塗料】水性と油性の違い

シリコン塗料水性油性

水性シリコン塗料は、合成樹脂や添加剤を水でといた塗料。

臭いが少なく環境に優しい塗料ですが、耐摩耗性については油性より劣ります。

油性シリコン塗料は、水性塗料よりもツヤのある塗膜が特徴です。

油性シリコン塗料のデメリットはシンナー臭が残りやすいため、近隣環境への配慮が必要です。

塗料に迷っているならシリコン塗料がオススメ!

シリコン塗料の単価は、1平米2,300〜3,000円。

耐久年数が12〜15年とバランスが良い。

塗膜が硬く汚れや紫外線に強いシリコン塗料は、長期的に外壁の美観を保ってくれます。

外壁の塗料で悩んでいる方は、シリコン塗料がオススメです。

塗料の種類 耐久年数 防水性 オススメ度 詳細ページへ
アクリル 3〜5年 詳細を見る
ウレタン 6〜10年 ★★ 詳細を見る
シリコン 12〜15年 ★★★★★ 詳細を見る
ラジカル 14〜17年 ★★★★ 詳細を見る
フッ素 15〜20年 ★★★★ 詳細を見る
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ABOUTこの記事をかいた人

建築材料会社に勤務4年、外壁塗装業会社に出向し営業などを担当。 屋根防水(屋上防水)、屋根瓦張り替え、外壁塗装などの見積もりや施行管理などに精通する。 現在建築材料会社から支援を受けて大学にて研究員として日々建材の研究を行う。